平成25年1月7日(月)鷲神社の地舞として考案した「鷲舞ひ」を初披露しました。眼光鋭い鷲の面を被り、舞い手が右手に三 種の神器を形ちどった鈴、左手におかめの付いた熊手を持って勇壮に舞い、参拝者の邪気払いを行いました。
地舞いは多く祭場に神々を勧請し、音楽歌舞を奏して神を祀る。もともと舞いには、人間がうち興じて楽しむだけでなく、神の前で演じることによって神霊をなごめ、さらには神と人との交流する場を現出するという働きも込めらていると考えられ、神楽、舞楽と云う民俗的な神事芸能の一つとして「鷲舞ひ」を継承し神社の地舞いとして定着していきたいと思っています。
『古事記』でも、天の岩屋戸の前で天宇受売命の神がかりの俳優を「楽をし」天の岩屋戸を御開きになり天照大御神がお出ましになると記しています。即ち舞いは神迎え、神遊び、神送りの三部分からなり、民間の舞いの多くが祭場に神を迎えて五穀豊穣などを祈願する神事芸能として定着しています。
平成25年酉の市から『鷲舞ひ』が瑞鷲渡殿にて午前0時頃(一番太鼓終了後)、午後6時頃、午後8時頃と3回披露されます。邪 気を払い、福運を貰い新しい年を迎えて頂きたいと思います。
奉納場所:瑞鷲渡殿及び境内
☆1回目 午前0時過ぎ(一番太鼓斉行後)
☆2回目 午後6時頃
☆3回目 午後8時頃